2016年4月21日木曜日

ある日、突然、会社を辞めた同僚

仕事は、早番、遅番の2交代のパートです。

私は早番で、ある日、出勤したら

遅番の人が、突然「辞めます」と来なかった。

仕事上のストレスなのかな???

と思ったら、そうではなかった。

その人のご主人が、亭主関白で

定年になって、暴力を振るうようになってしまったそうだ!

夫のDVから逃げるため、友人は家出をし、職場も急に辞めることにしてしまったようだ。



友人が以前言っていたことは

「旦那が定年になって、再就職もしたくないと言って、毎日、何もしないの。

人とお付き合いをするのも嫌いだから、ずっと家にいて寝てばかりいるのよ。

認知症になっちゃうのが心配だわ」




最近、「夫が定年になって生活が変わって・・・」と妻の愚痴を聞くことが多い。

長年、通勤していた夫たちは、定年になった途端、地域の人とのお付き合いもなく

家にいるしかない。

そこで奥さんからガミガミ言われれば、ケンカになるのも無理ない・・・・


人生、長いんだから、これからの人生をどう生きるか、どう楽しく過ごしていくか

夫も妻も考えていかなければ・・・・

お互いに穏やかに話ができるときに話し合いをしておけば、

急にケンカになって、暴力をふるうこともない。

江戸時代の貝原益軒は

「老後の一日千金にあたるべし」と言っている。

熟年以降の一日は貴重だ。その一日一日を、後悔で泣いて生きるのか

楽しく充実して生きるのか、若いときからの生き方で決まってくるのでは?

と思うこの頃です